R.I.P. Danny Federici 1950-2008
http://www.brucespringsteen.net/news/index.html
http://www.nytimes.com/2008/04/18/nyregion/18federiciAP.html?ref=nyregion
「ダニーと俺は40年間一緒に演奏してきた――彼は最も素晴らしく流暢なキーボード奏者で、まさに天性のミュージシャンだった。彼をすごく愛していた・・・俺たちは一緒に成長したんだ」 ブルース・スプリングスティーン
昨年11月にツアーを離れ、メラノーマ(悪性黒色腫)の治療に専念していたEストリート・バンドのキーボード奏者、ダニー・フェデリーシが米国時間17日午後にNYの病院で亡くなりました。まだ58歳の若さです。
メラノーマは癌のなかでも最も悪性度が高く、致死率も高いので心配でしたが、3月20日のインディアナポリス公演に登場したことから、多くのファン同様に僕も回復に向かっていると思いこんだので、とてもショックです。
ダニーはEストリート・バンドの中でも一番古いメンバーで、クラレンスやスティーヴのように舞台上で目立つことはなくとも、ファンが「Eストリート・バンドの心と魂」と呼ぶ存在でした。「Sandy」のアコーディオンや「Kitty's Back」のオルガンなど、彼の名演があってこそのブルースの名曲がたくさんあります。
85年に「Born in the USA」ツアーで来日した後、Eストリート・バンドの活動停止期の90年に、マックス・ワインバーグと共にデイヴ・エドモンズのバンドの一員として再来日しています。確か渋谷公会堂だった東京公演の終演後に楽屋に行きました。マックスとしばらく話をしたんですが、残念ながらダニーとは話をできませんでした。ただ、下に載せた写真にあるように僕が翻訳した「バックストリーツ~ブルース・スプリングスティーン」にサインをもらっているので、一言二言は言葉を交わしたのでしょう。賑やかな楽屋の中でも騒ぐことなく、彼は静かにしていたように記憶しています。
次に間近に観たのは、05年9月のモンマス大学でのシンポジウムのとき。そして舞台上の姿を観たのは昨年10月のNJ公演が最後になりました。ただただご冥福をお祈りするのみです。


from "Glory Days: A Bruce Springsteen Symposium" @Monmouth University in West Long Branch, NJ., Sep 2005
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