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Domestic release of Eilen Jewell albums

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全米デビューとなった昨年の2作目『Letters From Sinners & Strangers』が07年のベストの1枚だと多くのメディアで絶賛された女性シンガー・ソングライター、イーリン・ジュエル。彼女の2枚のアルバムが、ディスク・ユニオンの配給で国内発売されました。06年のデビュー・アルバム『Boundary County』と『Letters From Sinners & Strangers』、どちらも小生の書いたライナーが付いています。
イーリンはギリアン・ウェルチやルシンダ・ウィリアムズの妹分といった感じのアーティストですが、長年愛聴してきたというベッシー・スミスやビリー・ホリデイの影響も聞き取れます。そういったジャズやブルーズの影響がフォークやカントリーと混ざり合っている女性歌手という点では、ジョリー・ホランドやビー・グッド・タニヤズなどとも共通すると言えますし、控えめな官能性を感じさせるスモーキー・ヴォイスという点では、テキサス出身らしく最近はカントリーぽい曲も少なからず歌うノラ・ジョーンズと並べてもおかしくはないでしょう。是非日本のノラ・ファンにも聴いてほしいものです。
イーリンのバンドはボストンのルーツ・ミュージック・シーンの腕利きが集まっていますが、内2人はターボックス・ランブラーズの元メンバーです。ドク・ボッグスの〈カントリー・ブルーズ〉のカヴァーを含むターボックス・ランブラーズの04年の傑作『A Fix Back East』は必聴ものですよ。

なお、イーリンは昨秋に5曲入りCD『Heartache Boulevard』を発表。そこに収録の未発表曲3曲は、ビリー・ホリデイの〈Fine & Mellow〉、ホリデイのレパートリーでもあった古いブルーズ・スタンダードの〈Nobody’s Business〉、そしてブルーグラスのフラット&スクラッグスの〈I’m Head Over Heels In Love〉と、彼女のルーツがよくわかる選曲となっています。ウェブサイトやライヴ会場だけの販売で、一般流通していませんが、ディスクユニオン新宿店のルーツ・ミュージック・フロアでは扱っているはず(品切れしてなければ)。

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Tracked on March 29, 2008 at 07:51 AM

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