Fred Martin & The Levite Camp - Some Bridges (Produced by Jackson Browne)
Fred Martin & The Levite Camp - Some Bridges (Concord records)
ジャクスン・ブラウンの96年のアルバム「Looking East」の日本盤のボーナス・トラックに、89年のアルバムの表題曲〈World In Motion〉のライヴ・ヴァージョンが収録されている。日本盤のみの曲なのでクレジットは無いが、そこでコーラスに参加していたのが、フレッド・マーティンの指揮するハミルトン高校のゴスペル・クワイアである。
当時、つまりフレッドがまだ高校教師だった頃からの友人であるジャクスンは、02年に彼が非営利組織のアーバン・エンタテインメント・インスティトゥートを立ち上げてからも、彼の活動を積極的に支援してきた。その結果がこのほど1枚のアルバムに結実した。
アーバン・エンタテインメント・インスティトゥートはロスアンジェルズのイナー・シティで育つ10代の少年少女に音楽(歌、演奏、ダンスといったパフォーマンスからエンジニアリングなどの裏方の仕事まで)を教える放課後プログラム。音楽の力で彼らがストリートで悪い道にはまっていくのを防ごう、というのが目的だが、下に貼り付けたEPKの中でのフレッドの話によると、ここに通い始めたおかげで学校の成績も上がる子が多いそうだ。
リーヴァイト・キャンプはそのプログラムからピックアップされたメンバーによるゴスペル・クワイアで、これまでにレイ・チャールズ、アーロン・ネヴィル、ブライアン・ウィルスンなどと舞台で共演経験がある。
ジャクスンが共同プロデュースした本作では、10曲中6曲が彼の曲で、2曲ではリード・ヴォーカルも分け合う(アルバムで最初に聞こえてくるのはジャクスンの声)。6曲はすべて既発表曲だが、合衆国の外交政策を痛烈に批判する名曲〈Lives In The Balance〉にはフレッドがクリスチャンの視点で歌詞を追加している。
フレッド曰く「ジャクスンの曲はゴスペルだよ。グッド・ニューズ(福音)なんだ」。
他にも、地元サウス・コンプトン出身で、ジャクスンと頻繁に共演しているケブ・モー、ヒュー・マサケラ、オゾマトリなどが参加している。
Artist bio (in English) is here.
Learn more about Fred Martin-founded NPO, Urban Entertainment Institute.
Fred Martin & The Levite Camp "Some Bridges" EPK
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