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New Book: "Popular Music and Academicism"

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21日に行われたシンポジウム「ポピュラー音楽へのアプローチ~アカデミズムとジャーナリズムの両面から」に関するエントリーの中でも触れた、
日本におけるポピュラー音楽研究の先駆者である三井徹教授の金沢大学退官を記念して編まれた論文集が、今週末から書店の店頭に並んでいます。

三井徹先生退職記念論文集
三井徹(監修)『ポピュラー音楽とアカデミズム』(音楽之友社
四六版・上製・352頁
2005年5月末刊行
定価2900円(税込3045円)


・目次
1 三井徹:企画流行歌の誕生期―〈アラビアの唄〉/〈青空〉再考
2 中村とうよう:ジャーナリズムから見たポピュラー音楽研究
3 五十嵐正:米英に見るロック・ジャーナリズムの現状と展望
4 細川周平:ジャズ研究の最近の動向
5 小川博司:「ノリ」の誕生―「ノリ」の音楽・社会理論に向けて
6 エドガー・ポープ:エキゾチズムと日本ポピュラー音楽のダイナミズム―大陸メロディを中心に
7 東谷護:戦後日本ポピュラー音楽史の構築に向けて―真正性とメディアを手がかりとして
8 小泉恭子:ポピュラー音楽と少女のジェンダー・アイデンティティ
9 増田聡:「パクリ」再考―美学的分析の試み
10 大山昌彦:若者下位文化におけるポピュラー音楽の消費・再生産・変容

ポピュラー音楽の学術的研究に取り組む日本の代表的な面々が、それぞれの分野から意欲的な論考を寄せた一冊です。「日本におけるポピュラー音楽研究の現状を体系的に理解するロードマップとなるだけではなく、現代日本の音楽文化を新たな視点で理解するヒントを提供するだろう」という宣伝文句に嘘はございません。
ただし、学者ではない小生の寄稿した文章は末席を汚しているだけで、論文というような立派なものではありませんが。

また、巻末に詳細な「三井徹研究評論年譜+ポピュラー音楽研究41年史」が付いていて、これは非常に貴重な資料となっていますし、三井さんの年譜はその記述でところどころ微笑ませてもくれます。

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Robyn Hitchcock's Japan-only exclusive new album ...and finally Japan tour!

以前予告しましたロビン・ヒッチコックの仕切り直しの日本公演が10月に正式決定しました。12年ぶりの来日となります。

10/7 (Fri)&8 (Sat) @南青山マンダラ (お問合せ:03-5474-0411)
10/10(Mon/祝) @大阪 南堀江 KNAVE (お問合せ:06-6535-0691)

チケットぴあや会場でのチケット発売は6月25日ですが、招聘元の先行発売は本日の深夜(5月29日午前0時)からです。入場順を決める整理番号付きですから、ファンの方はすぐに申し込んでください!詳細はここ

そして、8月に来日記念盤として、1曲以外は全て未発表ヴァージョンという強力な日本のみ発売の編集アルバム「Obliteration Pie」が発売されます。
このアルバムのために再録音した代表曲4曲、ライヴ2曲、未発表曲4曲、未発表カヴァー2曲、トリビュート・アルバム提供曲1曲の計13曲に加え、人気曲のプロモビデオ2本をエンハスト仕様で収録というスゴイ内容です!
詳しい情報は Oak Tree Records のロビンのページをチェックしてください。
我がブログでは、一足先に曲目をこっそり紹介してしまいましょう。

Robyn Hitchcock - Obliteration Pie
Madonna of the Wasps (new version)/City of Women (from 'Wig In A Box', the Hedwig And The Angry Inch spin-off album)/I Fall Into Your Eyes/Arms of Love (new version)/A Man's Gotta Know His Limitations, Briggs/Madelaine/Let the Sun Begin/My Dreams Are Scars/My Wife & My Dead Wife (live version)/Chinese Bones (live version)/Funkytown [cover of Lipps Inc' disco hit]/Butterfly/Qeen Elvis (new version)
+ I Often Dreams of Trains (video)/The Man with the Lightbulb Head (video)

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Bruce Springsteen @Tower Theatre, Philadelphia, PA on May 17th

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17日にフィラデルフィアで、ブルース・スプリングスティーンを観ました。
フィリーはニュー・ジャージー州から川を越えてすぐに位置しますので、ブルースの地元同然の街。
タワー・シアターは築80年近いという伝統のある劇場で、ブルースは「Born To Run」ツアーのときに4夜連続で出演したという付き合いの長い会場です。

Setlist:
My Beautiful Reward/Reason to Believe/Devils & Dust/Youngstown/Empty Sky/Black Cowboys/The Iceman/Incident on 57th Street/Part Man, Part Monkey/Maria's Bed/Silver Palomino/Reno/Wreck on the Highway/Real World/The Rising/Further On (Up the Road)/Jesus Was an Only Son/Leah/The Hitter/Matamoros Banks
(encore)/Ramrod/Land of Hope and Dreams/The Promised Land/Dream Baby Dream

コンサート評を「DIG」誌などに書く予定なので、ここでは簡単な感想だけ記します。
同じソロ・ツアーといっても、日本にもやってきた「トム・ジョード」ツアーとはまったく異なるもので、新鮮な驚きがいっぱいの2時間20分でした。
ソロという利点を生かして、様々な試みを行っています。そして、その試みを30数年培ってきたミュージシャン/バンドマンとしての高い能力が支えているのです。

とにかく、足踏みオルガンを弾きながら歌う「My Beautiful Reward」とまったくのデルタ・ブルーズに変身させて、床を踏み鳴らす音とハーモニカだけでヴォーカルを歪ませて歌う「Reason to Believe」のしょっぱな2連発で、こりゃたまげた!と圧倒されました。
ギターがうまいのは言うまでもなく、チューニングを変えたギターを取っ替え引っ換えしますが、ライン・インされたエレクトリック・アクースティックという楽器の特性を知りつくしての演奏であるのが、ただのフォーキーではないところ。
(ソロですが、新作からの幾つかの曲では袖に隠れたピアノ・テク担当のクルーが弾くシンセが背景を染めます)
そして、今回たっぷりフィーチャーされるピアノ演奏が予想以上にうまく、その弾き語りも実にいい。「Real World」が特に素晴らしかった。
また、「Devils & Dust」からほとんどの曲を披露しましたが、どれもレコード以上に良く、「Maria's Bed」がライヴ映えするのは予想通りですが、「Reno」と「Leah」も光っていましたね。

一ファンとしては「Racing In The Street」か「The River」のピアノ弾き語りヴァージョンを聴きたいところでしたが、「Darkness」のアウトテイクで「Tracks」で陽の目を見た「Iceman」の初めてのライヴ披露!という大事件があったので、贅沢は言えんでしょう。
アンコールでのアクースティックでの「Ramrod」も初登場でした。

最後は噂のスーサイド(アラン・ヴェガ)のカヴァー「Dream Baby Dream」を再び足踏みオルガンで歌い、途中からシンセがかぶさると立ち上がり、マイク片手に「僕が見たいのは君の笑顔だけなんだ」というリフレインを歌いながら退場。
その曲はデイヴィッド・リンチ映画の挿入歌のようなムードを持った曲なので、なんともいえない不思議な余韻を残してコンサートは終了しました。

なお、直接的な政治的発言は、「Part Man, Part Monkey」の前に幾つかの州で宗教右派の圧力によって学校で進化論を教えるのをやめている問題に触れ、「ニュー・ジャージー州では俺たちは進化論を信じている。それが俺たちの唯一の希望だ」と発言して喝采を受けたのと、「Matamoros Banks」の前に「人情ある移民政策をとる勇気を持った大統領が必要だ」と語った2カ所だけでした。

しかし、ほとんどヒット曲を歌わずに、休憩無し140分コンサートをやってしまえるなんて、他のアーティストでは考えられないこと。どの歌にも彼の一貫した哲学や政治観、社会へのヴィジョンなどが反映されているからでしょうし、同時にそれに耳を傾けようとする聴衆との堅固な信頼関係を30数年で築いてきたからでしょう。

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Poster for the symposium on "Approaches to Popular Music Studies"

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Bright Eyes (Conor Oberst) sang a "protest song" on The Tonight Show!

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5月2日(月)夜、NBCの人気トーク・ショウ、ジェイ・レノの「トゥナイト・ショウ」の音楽ゲストとして、ブライト・アイズ(コナー・オバースト)が出演。カウボーイ姿で、彼のブッシュ大統領への「プロテスト・ソング」である〈When the President Talks to God〉を歌った。
これは非常に衝撃的なパフォーマンスだったに違いない。
ジェイ・レノの番組はCBSのデイヴィッド・レターマンと視聴率を競い合う局の看板番組。現在のアメリカにおいて、全国ネットワークの番組で、これほどあからさまに大統領を揶揄した曲が流されるとは驚きだ。
その前の週にはローラ・ブッシュ大統領夫人がこの番組にゲスト出演したばかりだったのである。

image_2レノはどうもブッシュ大統領のことがあまり好きでないらしいが、共和党のアーノルド・シュワルツェネッガーのカリフォルニア州知事当選を支援したことで知られ、保守的と思われている人物。だからひときわ驚きが大きい。
レノはブライト・アイズが「プロテスト・ソング」を歌うと紹介し、「みなさんは同意するかも、しないかもしれない。でも、考えさせてくれるでしょう」と紹介したとのこと。


曲自体は初期のディラン調の作品で、(アカウントを持っていれば) iTunes Music Store にて無料でダウンロードできる。
番組でのパフォーマンスのヴィデオはここで。

歌詞を僕が訳したものを掲載しておく。

大統領が神と話すとき、その会話は短いのか、長いのか?
彼は我々の女性の権利を侵し、貧しい農民の息子たちを戦場に送って死なすことの
許しを請うのか?
神は石油価格の引き上げを提案するのか? 大統領が神と話すときに

大統領が神と話すとき、その子音の発音は硬音なのか軟音なのか?
彼はことごとく断固たる態度をとるのか?
あらゆる問題を善か悪かと割り切るのか?
大統領が神と話すとき、神の語ることが彼の考えを変えさせることがあるのか?

大統領が神と話すとき、彼はあのエセ南部風ののろい話しぶりなのか、単にうなずく
だけか?
どの囚人が処刑されるべきかについて合意するか?
どこに刑務所を建設して、そこを満員にすべきかについては?
大統領が神と話すとき、どの有権者への不正手段が隠されなければならないか
については?

大統領が神と話すとき、どちらが良い警官を演じるのだろうか?
我々はゲットーに住む無一文の男に何らかの仕事を探してやらねばならない
いや、彼らは怠け者なんだよ、ジョージ、我々はそうしないよ
やつらにはもっと多くの酒屋とコカインを与えておけばいい
それが神の推薦するやり方だ

大統領が神と話すとき、彼らは低アルコールのビールを飲みながら、ゴルフをプレイ
するのか?
その合間にどの国を侵略して、どのイスラム教徒の魂を救済するかを選ぶのか?
たぶん大統領が神と話すとき、神は直言するのだろう

大統領が神と話すとき、彼は自分が神と話していないのかもと思うことはあるのか?
彼が大統領のベッドの側で跪くとき、その声は単に自分の頭の中にあるだけと
大統領が神と話すとき、彼は自分自身のたわごとの臭い匂いを嗅ぐことはあるのか?

なさそうだね
なさそうだね

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Bruce Springsteen update ...and Jimmy LaFave

「Devils & Dust」が英国のアルバム・チャートに続き、米国ビルボード誌のアルバム・
チャートに第1位で初登場します('The Boss' Bows 'Devils' At No. 1) 。
ブルースにとって7枚目の全米No.1アルバムとなります。
発売週の売り上げが22万2千枚だそうで、前作「The Rising」の半分ですが、アルバムの性格を考えれば、十分な数字でしょう。

さて、ブルースは25日のデトロイト公演を皮切りに全米ソロ・ツアーを開始。既に5公演(+リハーサル・ショウ2回)を終えました。
僕はこの序盤戦を観られないので、Backstreets.comのセットリストのページをひたすらながめる毎日を送っています。
新作の収録曲のほとんどを歌っているのは当然でしょうが、幾つかの歌の背景が共通する「Tom Joad」からの曲をそれらと組み合わせるだろうと予想していたので、「Tom Joad」からの曲が非常に少ないのが意外です。
そして何と言っても、今回のソロ・ツアーの話題はピアノを弾いて歌う曲が多いこと。
これまでに、〈For You〉〈Real World〉〈Racing in the Street〉〈Jesus Was an Only Son〉〈Two Faces〉〈My Hometown〉〈Book of Dreams〉〈Incident on 57th Street〉
〈If I Should Fall Behind〉〈Tougher Than the Rest〉などがピアノの弾き語りで歌われ、「Human Touch」からの〈Real World〉と「Lucky Town」からの〈Book of Dreams〉という珍しい選曲に熱心なファンは興奮し、誰もが〈Racing in the Street〉をコンサートのハイライトと語っていますが、LA公演2日目にはなんと!〈The River〉のピアノ弾き語り版というスゴイものが登場し、スタンディング・オヴェイションが巻き起こったそうです。

これまでに2公演のアンコールでニルス・ロフグレンがゲスト出演していますが、僕が
にっこりさせられたのは、テキサスのダラス公演のアンコールに、オクラホマ出身、オースティン在住のシンガー・ソングライター、ジミー・ラフェイヴが登場し、ブルースと一緒にウディ・ガスリーの〈Oklahoma Hills〉を歌ったことです。

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ジミー・ラフェイヴはウディ・ガスリーの遺族から
ウディの残した歌詞に新たに曲をつけて歌って
よいと認められた数少ないソングライターの一人で、素晴らしいウディ・ガスリー・トリビュート・ツアー「Ribbon of Highway--Endless Skyway」のコンセプトを作った中心人物です。

3月に4年ぶりのニュー・アルバム「Blue Night Fall」(Red House)を発表したばかり。

ジミーのウェブサイトに引用されている彼を褒め称える文章の中にこういう一節が発見
できます。「Jimmy has the most expressive voice this side of Belfast(ジミーは
ベルファストよりもこちら側ではもっとも表現力豊かな歌声の持ち主だ)」。
どういう意味かわかりますか? つまりヴァン・モリスン(「ベルファストのカウボーイ」)に匹敵する歌手だと言っているわけですね。
ジミーは優れたソングライターであると同時に、ボブ・ディランをはじめとする他人の曲の解釈も得意としています。99年の2枚組「Trail」はディランを中心にしたカヴァー曲主体のアルバムですが、そこでジミーは〈Oklahoma Hills〉、そしてブルースの〈Valentine's Day〉(from 「Tunnel Of Love」)を歌っているんです。
そのアルバムのライナーノーツをデイヴ・マーシュが書いているので、ブルースとジミーを引き合わせたのはデイヴなのでしょう。
かく言う僕もデイヴにジミーを紹介してもらったのでした。

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Jimmy Lafave @Austin City Limits Music Festival 2003 Photo by Tadd

See The Stories on "Devils & Dust" (pt.1) and The Stories on "Devils & Dust" (pt.2)

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Aimee Mann's free d/l track @amazon.com

エイミー・マンのライヴ・トラック1曲がアマゾン・コムで無料ダウンロードできます。

"She Really Wants You - Live at Largo (Exclusive)"

いつもよりも鼻声です。風邪気味だったんでしょうか・・・。

See Aimee Mann "The Forgotten Arm"

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On Constitution Day

このブログは基本的に音楽評論家としての仕事に即した話題に限定し、僕の稚拙な
政治観の表明の場とはしていません。
ですが、国民の一人として一言だけ書いておきます。
言うまでもなく昨日は憲法記念日でした。
年々改憲論者の勢いが増していますが、現在の国会議員に改憲を語る資格など一切ありません。

極端な一票の格差という国民の基本的な権利の侵害状態を長年ほったらかしにして、根本的是正を行おうとしない人たちが、憲法うんぬんなんて片腹痛い。
というか、僕は違憲状態の選挙で選ばれた過去20年くらいの国会議員や内閣を正統なものと認めがたいと考えています。
ジョージ・W・ブッシュが大統領選挙を盗んだというのと同じような話が何回も何回も
続いているのですから。
皆さんはどうお考えでしょうか。

See 一票の格差を考える会

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Don't be disappointed, Robyn Hitchcock fans!

本当でしたら、今週後半に以前ここでもお知らせしたロビン・ヒッチコック、イアン・ゴム、
クライヴ・グレッグスンによる「3x3」コンサートが行われているはずでしたが、残念ながら中止となりました。
中止のお知らせ及びチケットの払い戻しに関しては主催者のページをご覧ください。

実のところ、僕は中止に至るまでの経緯のかなりの部分を知っていますので、はっきり言っておきますが、あくまで主催者の不手際によるもので、アーティスト側には一切の落ち度はありません。3人は中止を非常に残念がっています。
また、この主催者が昨年のグレン・ティルブルックの東京、大阪公演を仕切った人物
(来日自体は楽器会社のヤマハの招聘によるものだった)なので、来たる8月のグレンのツアーに関して不安を持つ方がいらっしゃるかもしれませんが、今年のツアーはミュージック・プラントの主催によるもので、順調に準備が進んでいます。まったく心配は要りません。それどころか、前売りの売れ行きが非常に好調なので、まだチケットを入手されていない方はお早めの購入をお勧めします。
See Tickets for Glenn Tilbrook tour are now on sale!
See Glenn Tilbrook Japan tour in August

そのミュージック・プラントのN氏はクライヴ・グレッグスンの長年の日本の代理人という立場から、「3x3」の手伝いをされていました。公演中止の回避に誰よりも努力されましたが、こういう結果になってしまって非常に悔しいとの思いから、3人の改めての来日の実現に向けて動き始めています。
で、まずは秋にロビン・ヒッチコックの単独公演が実現しそうです!!
そして来日に合わせて、「最新録音入り」の「日本だけの」編集アルバムの発売も企画されています。
順調に事が進めば、今月下旬までには正式に発表されるはず。
その際はここでいち早くお伝えします。

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Robyn Hitckcock @SXSW05 Photo by Tadd

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Welcome to the symposium on "Approaches to Popular Music Studies" in commemoration of the retirement of Professor Mitsui

数多くのポピュラー音楽関係の著作、翻訳で知られ、日本におけるポピュラー音楽研究の発展に大きく貢献されてこられた三井徹教授の名前はたぶん皆さんもよくご存知だと思います。
僕の20数年にわたる師でもあります。
その三井先生が今年3月をもちまして、金沢大学を定年退官されました。
そこで、退官記念本として三井先生監修のポピュラー音楽研究の書き下ろし論文集
『ポピュラー音楽とアカデミズム』が今月末に音楽之友社から出版されます。
寄稿者の大半はアカデミックな世界の研究者の方々ですが、僕も末席を汚して、近年の米英のロック・ジャーナリズムの動向に関するささやかな文章を書きました。
他にジャーナリズムの分野からは、ミュージック・マガジンの中村とうよう氏が寄稿されています。
この論文集の出版記念として、5月21日にシンポジウムが行われます。

シンポジウム
「ポピュラー音楽へのアプローチ~アカデミズムとジャーナリズムの両面から」
パネル 三井徹
      ピーター・バラカン
司会   佐藤良明
5月21日(土)15時~17時
東京大学駒場キャンパス 18号館ホール (京王井の頭線駒場東大前駅徒歩3分)
・入場無料(予約などの必要はありません)

ご興味のある方は是非ともお越しください。
シンポジウム及び論文集の内容については、こちらも参照してください。

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